3大アライアンス(航空連合)の1つ ワンワールド(oneworld)について
ワンワールド(oneworld)は、2021年現在、世界各地の14社の航空会社で提携されている航空連合。
他のアライアンス連合スターアライアンス、スカイチームとくらべアライアンス数が少なく、それほど注目されなかったものの、2007年にJALや他航空会社が加盟世界各国へエアライン網を有する世界3大航空連合の1つと呼べるほどまでになりました。
アライアンスの数は14社とスターアライアンスの28社と比べるとアライアンス数は少ないものの、JALが加盟しているのでANAよりJALを優先的に使用したいJAL派の方にとってはオススメの連合となります。
ワンワールド(oneworld)加盟航空会社
JALを中心にワンワールドの加盟エアラインは以下の通り。
①日本系(1社):
②アメリカ系(2社):
③アジア系(3社):
④ヨーロッパ系(4社):
⑤オセアニア系(1社)
⑥アフリカ・中東系(3社):
ワンワールド(oneworld)の特徴
ワンワールドの主な特徴は以下の通り。
①JALが加盟している
日本人にとって3大アライアンスにJALが加盟しているということは嬉しいかぎりです。ただし、JALのマイル加算率は低い傾向にあるので注意が必要です。
②11もの航空会社が日本に就航している
ワンワールド(Oneworld)の提携航空会社のうち11の航空会社が日本に就航しています。ワンワールドの加盟航空会社は他のアライアンスと比べると少ないものの、日本で使えるエアラインの割合が高くなっているのは日本人にとってはメリットといえます。例えばJALマイルを使って提携航空会社のマイル旅行をすることが意外とできることが多かったりします。
③運賃がやや高め
ワンワールドの航空運賃は全体比較すると若干割高傾向にあります。日本でもJALは若干割高となっていますね。
料金を優先する場合は、ワンワールドはそれほどオススメではない場合が多いかもしれません。
④徐々に拡大中
ワンワールドは全世界的に各エリアに規模の大きい航空会社が加盟しています。とはいってもスカイチーム、スターアライアンスに比べると規模が劣るのも事実だが、近年徐々に加盟数が増え拡大していきいる面もあり今後の展開に注目されます。
⑤オーストラリアのネットワークに強い
ワンワールドはオーストラリアの路線が豊富となっています。日本とオーストラリ間の路線はワンワールドではカンタス航空とJALの2社が運行しています。カンタス航空はオーストラリアの航空会社のためオーストラリア国内の路線も多く使用することができます。
一方、他のアライアンスの場合は日本国内からオーストラリアの路線は結構弱くなっています。スターアライアンスだとANAの羽田・シドニー線のみですし、スカイチームだと直行便は存在しません。オーストラリアに頻繁に行く場合はワンワールドは強いといえます。
追伸
ワンワールドはスターアライアンス、スカイチームと比べると加盟数が少なく規模・エアライン網が小さくオススメ度は現時点ではやはり一段下がります。ただし、JAL派の方、重視したいエアライン網(特にオーストラリア)によってはもちろんオススメとなります。また近年徐々に加盟数も増えているので、今後が期待されますね。
本クラブでオススメするワンワールドのマイレージクラブはJAL(日本航空)マイレージバンクです。やはり日本人にとっては国内線も使用できたりと利便性が高いのがJALのメリットです。JALのサービス自体はANAとほぼ同等です。
(おまけ)ワンワールド フライトアテンダントの勢揃い写真
他2つのアライアンス連合
スカイチーム以外の他2つのアライアンスについてはコチラの記事をご参照ください。