3大アライアンス(航空連合)の1つワンワールド(oneworld)
3大アライアンス(航空連合)の1つワンワールド(oneworld)について
ワンワールド(oneworld)は、2018年12月現在、世界各地の15社の航空会社で提携されている航空連合。
他のアライアンス連合スターアライアンス、スカイチームとくらべアライアンス数が少なく、それほど注目されなかったものの、2007年にJALや他航空会社が加盟世界各国へエアライン網を有する世界3大航空連合の1つと呼べるほどまでになった。
15社とスターアライアンスの28社と比べるとアライアンス数は若干少ないものの、JALが加盟しているのでJALを優先的に使用したいJAL派の方にとってはオススメの連合となる。
JALを中心に加盟エアラインは以下の通り。
ワンワールド(oneworld)加盟航空会社
1. 日本系(1社)
・JAL(日本航空) [日本]
2. アメリカ系(2社)
・アメリカン航空 [アメリカ]
・LATAM航空 [ブラジル]
3. アジア系(3社)
・キャセイパシフィック航空 [香港]
・スリランカ航空 [スリランカ]
・マレーシア航空 [マレーシア]
4. ヨーロッパ系(4社)
・イベリア航空 [スペイン]
・フィンランド航空 [フィンランド]
・ブリティッシュエアウェイズ [イギリス]
・S7航空(シベリア航空) [ロシア]
5.オセアニア系(2社)
・カンタス航空 [オーストラリア]
・フィジー・エアウェイズ [フィジー]
6.アフリカ・中東系(2社)
・カタール航空 [カタール]
・ロイヤルヨルダン航空 [ヨルダン]
ワンワールド(oneworld)の特徴
ワンワールドの主な特徴は以下の通り。
1) JALが加盟している
日本人にとって3大アライアンスにJALが加盟しているということは嬉しいかぎり。
ただし、JALのマイル加算率は低い傾向にあるので注意が必要。
2) 11もの航空会社が日本に就航している
ワンワールド(Oneworld)の提携航空会社は11もの日本に就航している。ワンワールドの加盟航空会社は他のアライアンスと比べると少ないものの、日本で使えるエアラインの割合が高くなっているのは日本人にとってはメリットといえる。例えばJALマイルを使って提携航空会社のマイル旅行をすることが以外とできることが多かったりする。
日本に就航しているエアライン:
JAL, キャセイパシフィック航空、マレーシア航空、スリランカ航空、アメリカン航空、ブリティッシュエアウェイズ、イベリア航空、フィンランド航空、S7航空、カンタス航空、カタール航空
3) 運賃がやや高め
航空運賃は全体比較すると若干割高傾向にある。例に挙げると日本でもJALは若干割高となっている。
料金を優先する場合は、ワンワールドはそれほどオススメではない場合が多いかもしれない。
4) 徐々に拡大中
ワンワールドは全世界的に各エリアに規模の大きい航空会社が加盟している。とはいってもスカイチーム、スターアライアンスに比べると規模が劣るのも事実だが、近年徐々に加盟数が増え拡大していきいる面もあり今後の展開に注目される。
5) オーストラリアのネットワークに強い
ワンワールドはオーストラリアの路線が豊富となっている。日本とオーストラリ間の路線はワンワールドではカンタス航空とJALの2社が運行している。カンタス航空はオーストラリアの航空会社のためオーストラリア国内の路線も多く使用できる。
一方、他のアライアンスの場合は日本国内からオーストラリアの路線は結構弱い。スターアライアンスだとANAの羽田・シドニー線のみだし、スカイチームだと直行便は存在しない。オーストラリアに頻繁に行く場合はワンワールドは強いといえるだろう。
追伸
ワンワールドはスターアライアンス、スカイチームと比べると加盟数が少なく規模・エアライン網が小さくオススメ度は現時点ではやはり一段下がる。ただしJAL派の方、重視したいエアライン網(特にオーストラリア)によってはもちろんオススメとなる。また近年徐々に加盟数も増えているので、今後が期待される。
本クラブでオススメするワンワールドのマイレージクラブはJAL(日本航空)マイレージバンク。やはり日本人にとっては国内線も使用できたりと利便性が高いから。JALのサービス自体はANAとほぼ同等です。
(おまけ)ワンワールド フライトアテンダントの勢揃い写真